先輩インタビュー

保育士 日髙斗樹さん

子どもたちの一番近くにいる存在に

○保育士 日髙斗樹さん

○入職10年目

○社会福祉法人小鳩会 小鳩の家

○取得資格:介護福祉士・保育士

福祉の仕事を目指したきっかけは?

学生時代は保育士を目指していました。実習先を選ぶときに、叔母が働いていた児童養護施設に行くことしたんです。それが、福祉の仕事に興味をもつきっかけになりました。
保育園だと決められた時間を子どもたちと過ごしますが、児童養護施設は子どもたちと生活を共にします。朝から晩まで、365日通した生活全般の支援。保育園とはまた違った子どもたちとの関わりに魅力を感じて、実習先だった今の職場で勤務しています。

仕事の内容、魅力ややりがいを教えてください

乳児院にいる子も含めると、小鳩の家の定員は77人ですので、現在77人の子ども達が生活をしています。僕が最初に担当した子どもは当時2歳でしたが、来春には中学生になります。私達の仕事は、子どもの成長に合わせて、進級・進学の準備であったり、ご飯やお弁当を作ったり、悩み事があれば傍にいて話を聞いてあげたりと、子ども一人一人に合わせて支援を行います。時にはぶつかって落ち込んで帰る日もありますが、子ども達から笑顔や元気をもらう日はもっと多いです。そんな日常の中で日々、成長していく子ども達を長く見守り続けられる事が魅力ですね。
この仕事はノルマがあるわけでもなく、これができれば達成とか、評価されることもない。表面的にはわかりづらい部分にやりがいがあり、職員の力量やチームワークが問われる仕事だと感じています。

この仕事を目指している人へメッセージをお願いします

福祉の仕事は、人と人が関わることで成り立つものです。マイナスなイメージが強いですが、どんな仕事でも大変なことやしんどいことってあります。
大変な事も多いですが、僕は働いていて今の仕事を楽しいと感じています。福祉にも色々な職場がありますが、共通して思えるのは、人と関わるのが好きな人、人の役に立つことに喜びを感じられる人が、福祉の仕事に向いているんじゃないかと思います。

\教えてください!/

休日の過ごし方や、リフレッシュ方法は?

社会人のフットサルチームに入っているので休日は練習や試合で体を動かしています。
職場に同年代も多く、同期と飲みに行ったり、旅行に行ったりもしますね。最近、自分の子どもが生まれたので、いまは子育ても楽しみのひとつです。

           
取材:2018年09月