先輩インタビュー

生活支援員 岡田恵輔さん

個人の力も大切だけど、介護の現場はチームプレイ

○生活支援員 岡田恵輔さん

○入職13年目

○社会福祉法人滋賀県障害児協会 湖南ホームタウン勤務

○取得資格:介護福祉士

福祉の仕事を目指したきっかけは?

中学生の頃、部活の先輩に誘われて、地域のお年寄りと散歩するボランティアに参加したことがありました。そのときに「こんなことで喜んでもらえるんだ」と、嬉しくなった経験がベースにあります。
ただ、実際に介護を仕事として選んだのは、もっと現実的な部分が大きいかも。僕が就職を考えていた当時は、ちょうど“不況”や“リストラ”などの言葉がマスメディアで取り上げられていたときで「一生続けられる仕事ってなんだろう」と将来に漠然とした不安を感じていたんです。安定した職業って考えたときに、介護の資格が役立つんじゃないかと。事実、いまの職場に勤めて13年、安定した生活が送れているのでその選択も間違いじゃなかったのかな(笑)。

仕事の内容、魅力ややりがいを教えてください

障害のある方の生活支援全般ですね。僕が働く施設では、入所、通所あわせて100名近くの方が利用されます。みなさんの障がいの状況は様々で、衣服の着脱や食事、排泄、入浴など、個人に合わせた支援が必要となります。
障害のある・なしに関わらず、人と人が付き合う仕事なので、信頼関係ができたときが嬉しいですよね。なかには自分の意思を訴えられない人もいるので、その場の状況判断はもちろん、その人が抱えるバックホームまで知って、関わっていくようにしています。
冗談言って笑い合える、そんな他愛のないことがやりがいに繋がったりする仕事です。

この仕事を目指している人へメッセージをお願いします

そんなに身構える必要はありません。困ったことがあれば、先輩に相談すればいいんですよ。介護の現場はチームプレイ。自分ひとりで抱え込む必要はなくて、みんなで相談し、共有することが大切です。そういった面では、職場の雰囲気は重要ですね。相談しやすい環境が作られているかどうか。夜勤などもあるので、通勤の便利さも重要かなと思います。

\教えてください!/

休日の過ごし方や、リフレッシュ方法は?

日勤夜勤があり変則的な勤務ですが、それに慣れてしまえば平日にゆっくり出かけられるのがすごくいい!どこに行っても空いているんですよ(笑)。渋滞や人混みを気にせず遊びに出かけられるので、のんびりリフレッシュできます。

           
取材:2018年09月