先輩インタビュー

児童支援員 平林采さん

子どもたちと関わりながら、自分も一緒に成長中です

○児童支援員 平林采さん

○入職3年目

○社会福祉法人グロー 信楽学園勤務

○取得資格:社会福祉士・ホームヘルパー2級

福祉の仕事を目指したきっかけは?

子どもの頃ガールスカウトに在籍し、ゴミ拾いや募金活動をするなかで、「人の役に立てることが嬉しい」と感じたことがベースにあります。
本格的に、福祉の仕事を目指すと決めたのは、高校3年生の秋。車椅子に乗っている人に何もできない自分がもどかしくて、直接手を差し伸べたいと強く思ったのがきっかけですね。

仕事の内容、魅力ややりがいを教えてください

ここでは主に15歳から18歳までの知的障害をもつ子どもたちが寮生活を送っています。私の仕事は、彼らの生活支援全般。日中は職業訓練を兼ねて陶器を作るので、その作業のサポートをします。作業が終われば、寮に戻ってお風呂や食事。宿直のときは一緒にお風呂にも入ったりします。
“試し行動”に悩まされたこともありました。初めて担当した子から、1週間ずっと「嫌い」と言われ続けたことも(苦笑)。でも、今ではその子とも信頼関係が築けて、当時のことを振り返り、笑いながら話すこともできるようになりました。
私、もともと自分のことはあまり好きじゃなかったんですが、この仕事を続けている中で、自分のことを認めてあげたくなることが増えて。子どもたちと一緒に笑っている自分が好きになりつつあります。

この仕事を目指している人へメッセージをお願いします

ひとくちに福祉の仕事と言っても、高齢者介護や障害者福祉、相談支援窓口など仕事の内容はとても幅広く、私もこの先いろいろ経験したいと思っています。大変なことも多いですが、人として自分に誇りを持て、やりがいを感じられる仕事です。

\教えてください!/

休日の過ごし方や、リフレッシュ方法は?

私の休日のリフレッシュ法はひとりカラオケですね(笑)。大きな声で歌うとすっきりします!仕事をしていると悩みはつきものですが、そんなときこそ横の繋がりが大切。同期が仲良しなので、どちらかが悩みを抱えていそうなときには、一緒に食事に行ったりします。

           
取材:2018年09月