先輩インタビュー

生活支援員 山崎優里菜さん

その人が好き!ただそれだけの想いで・・・

○生活支援員 山崎優里菜さん

○入職3年目

○社会福祉法人 青い鳥会勤務

○取得資格:保育士・幼稚園教諭・社会福祉主事

福祉の仕事を目指したきっかけは?

保育士を目指していたのですが、通学する電車でよく一緒になる養護学校の子どもたちが、福祉に興味を持つきっかけでしたね。その子たちの会話がとても無邪気で微笑ましくて、見ているだけで自分もピュアな気持ちになれたんです。いつしかその子たちを愛らしく思うようになり、自分自身も直接、障害を持つ人に関わっていきたいと思うようになりました。

仕事の内容、魅力ややりがいを教えてください

私が働いているのは盲重複障害者支援施設で、約100名の利用者さんがここで生活されています。私たちは、日中活動の手助けや生活介護など、身の回りのサポートを行います。
みなさん目の不自由さに加え、それぞれが持つ障がいの内容やレベルが違うので、個人にあわせたサポートが必要になります。利用者さんの個性もあるし、マニュアルが通用しない仕事だと日々感じています。
仕事を始めた頃、足音や声だけで「山崎さんね!」と私のことを覚えてもらえたときはすごく嬉しかったですね。
まだ知識面では足りない部分も多いのですが、利用者さんが不安にならないよう自分から積極的に声をかけ、コミュニケーションをとるよう心がけています。

この仕事を目指している人へメッセージをお願いします

「好き」って気持ちが大事だと思います。仕事の内容も含め、利用者さんたちのことが「好き」って気持ちがあれば、多少のことは気になりません。実際、私は「好き」って気持ちだけで、この仕事に入ったようなものです(笑)。みなさんとても感受性が豊かなので、こちらがプラスの感情で接すれば、きちんと受け止めてくれます。知識を得ることも大切ですが、障害を持つ人に寄り添いたいという気持ちがなによりも大切だと思います。

\教えてください!/

休日の過ごし方や、リフレッシュ方法は?

お盆休みなどのピーク時を外して長期の休みがとれるので、年に1度、海外旅行に行くのが最大のリフレッシュです。平日に休むことが多いので友達と休みを合わせるのは大変ですが、その分、母親と買い物に行ったり、料理を作ったり、家族とゆっくり過ごす時間が増えました。

           
取材:2018年09月