先輩インタビュー

介護福祉士 中村清三さん

第二の人生を楽しむつもりでこの仕事をしています!

○介護福祉士 中村清三さん

○入職6年目

○社会福祉法人喜創会 看護小規模多機能型居宅介護施設 風蝶木の実ケイパハウス

○取得資格:介護福祉士・ホームヘルパー2級

福祉の仕事を目指したきっかけは?

私がこの業界に入ったのは定年後。それまではサラリーマンで、営業をしていました。その頃から、ラジオや雑誌の情報で「これからの時代、介護が重要になってくるな」と思っていて。資格ぐらい取っておいて損はない!と考えて働きながらホームヘルパー2級の資格を取得しました。介護というのは、その方が生きている限りずっと続くものです。景気の良い悪いも関係ないですし、人の暮らしに必ずついてくるものだなと、自分なりに考えてチャレンジしたわけです。ずっと営業の仕事をしてきましたし、定年後もやっぱり人と関わる仕事がしたくて、第二の人生を楽しむつもりで、介護の現場で働くことを決めました。

仕事の内容、魅力ややりがいを教えてください

うちは看護小規模多機能の介護施設ですので、通い、宿泊、訪問介護など仕事内容は多岐にわたります。施設内の仕事から送迎まで、結構いろんな知識や技術がいるんですよ(笑)。ここの前にグループホームで働いていたこともあって、家事を教えていただいたり、家内から卵焼きの作り方を習ったりしたおかげで掃除も料理もずいぶん上手くなりました。
私の年齢だと利用者の方と比較的歳が近いので、生きてこられた時代背景や好きなものなど、わかり合えることが多いんですね。そこから信頼関係が生まれて、時には他の人だとダメだけど、私の言うことなら聞いてくれる、なんてこともあります。20〜30代の若い力が必要な一方で、より安心していただける関係づくりが私の役割かなと思っています。

この仕事を目指している人へメッセージをお願いします

この業界は、私のように定年退職をした後でも、これまでの経験を生かして働ける場だと思います。営業の頃は毎月が売上とのにらめっこでしたが、今はそういうストレスがまったくありません。私には天国のような職場です!こればっかりは経験した人にしかわかりませんが、若い方なら、自分なりに何か目標を持って働くと良いのかな。さらに上の資格に挑戦するとか、指導的な立場を目指すとか、目標がある方がやりがいを持って続けられると思います。



今回取材先の社会福祉法人喜創会は、滋賀県が推進する「しが介護職員定着等推進事業者登録制度」(労働条件の整備などに積極的に取り組む事業者の登録・公表)の登録事業者です。

\教えてください!/

休日の過ごし方や、リフレッシュ方法は?

休みの日には公園に行ってサイクリングをしたり、近くの山に登ったり。仕事から離れて現実を忘れる時間を作る、これが昔から変わらない私のリフレッシュ方法です。今はサラリーマン時代ほどのストレスはありませんが、こういった習慣を持っていて良かったなと思います。

           
取材:2020年02月